国会のしくみ国会の前に決まっているもの
国会の前に決まっているもの
内閣提出法案の中身は、国会に出る前に固まっています。その手前のしくみです。
この節のことば
- 事前審査
- 内閣提出法案が国会に出る前に、与党内の審査で了承を得る長年の慣行。法令上の規定はありません。
- 国会対策委員会(国対)
- 各党が置く党内組織で、会派間の日程調整の窓口。国対どうしで折り合った内容が、議院運営委員会や各委員会の理事会(国会の正式な協議の場)で決定されます。国対は法令上の機関ではありません。
与党内で法案を審査自民党では政務調査会 → 総務会(事前審査)
了承されると
内閣が国会に提出
日程に載る各党の国対どうしで調整し、議運と委員会の理事会で正式に決める(審議日程のページ)
委員会・本会議で審議中継で見えるのはここから
本会議や委員会の中継で見える審議は、与党内で内容が固まり、日程の調整がついた後の過程です。
出典: 事前審査の経緯は公開の研究論文(奥健太郎「自民党結党直後の政務調査会」年報政治学2016ほか)。 文書上の起点として知られるのは1962年、自民党総務会長から官房長官への申し入れ(いわゆる赤城書簡)ですが、 結党時からの慣行とする研究もあります。 法令に基づかない慣行のため、このページは他のページと出典の性格が異なります。